訪問マッサージ・リハビリ・はりきゅう治療『藤和マッサージ』

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脳梗塞|発症からの経過期間ごとにやること

やるべきことは発症してからの期間によって異なる

発症してからの期間を3つの期間に分けます

  • 急性期: 2週間~1か月
  • 回復期 :3~6か月間
  • 維持期 :6か月以降

脳梗塞後遺症に対して3つの期間によってやるべきことを解説していきます。

脳梗塞の前兆

脳梗塞の前兆のページをご覧ください。

脳梗塞発症直後

疑わしい兆候出たら、すぐに救急車を呼びましょう。血栓溶解療法tPAという4.5時間以内に使用できる特効薬があります。日本でこの薬が認可されたのは2005年10月になってからでした。tPAは1時間かけて点滴し、アメリカにおいて大規模な臨床試験で、発症から3時間以内の脳梗塞に対して証明されています。

脳梗塞後遺症の割合

20%亡くなる|60%後遺症あり|20%後遺症なし

①急性期にやるべきこと(発症~1か月)

手足をよく動かす

  •  
  • 一度拘縮になると、治すのはかなり厳しいので、とにかく手足をよく動かした方が良いです
  • 注意すべき関節 足首(尖足になりやすい)

急性期病院から回復期病院への転院をスムーズに

急性期病院と回復期病院では、役割が決まっている

  • 片麻痺がありリハビリが必要な場合になってしまった場合には早めに回復期リハビリの情報収集した方が良い
  • 回復期リハビリテーション病院への転院待ちの時間も生じるため数週間から1-2ヶ月の入院となることもあ。
  • 回復期リハビリテーション病院への転院待ちでリハビリ実施遅れるは避けたい。発症から6か月間のリハビリが重要

②回復期にやるべきこと(3~6か月間)

回復期にやるべきこと:積極的なリハビリを

  • 神経回路回復リハビリをあきらめずに取り組む
  • 神経が回復、新しい神経回路ができる
  • 患側リハビリを頑張る(利き手を変えるという代償動作リハビリも合わせて行う)

病院か老健か自宅かの選択肢

  • 後遺症があるのであれば回復期病院でリハビリが良い
  • 症状が軽度、不全麻痺であれば自宅でも良い
  • 自宅の場合は、訪問リハを受けるのも良い、自己管理・自己リハビリが必要

再発注意

  • 運動時夏場の水分補給
  • 血圧管理
  • 食事管理
  • 服薬

脳梗塞の再発予防のページをご覧ください。

③維持期にやるべきこと(6か月以降)

痛み・痙縮の管理コントロール

  • 医学的に発症から6か月経過で劇的な症状改善はしにくいですが、何もしないと拘縮が強くなったり機能低下や痛みが発生したりします。
  • 痛み痙縮があると、生活の質が落ちてしまう。痛みの緩和、痙縮の緩和が大事。

ボトックス注射とマッサージを併用し生活の質の向上することを推奨

ボツリヌス療法(ボトックス注射) とは

  • 2010年より保険適応で一般的にボツリヌス療法の効果は、3〜4カ月にわたって持続します。
  • ボツリヌストキシンとはボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作り出す天然のたんぱく質
  • 緊張させている神経の働きを抑える作用があり、筋緊張・痙縮の緩和が期待できます。
  • 10の緊張が0になるわけでなはなく、4、5に緩和されるイメージです

ボトックス注射で緩んだところで、マッサージ・ストレッチ・機能訓練などを行うとより効果的

マッサージ緩和

血行改善、筋緊張緩和、鎮痛、関節可動域改善などの効果が期待できます。

発症から6か月を経過すると介護保険利用になるケース

150日~180日の利用制限があるため、リハビリする場所を移る必要があり、介護保険での介護施設でのリハビリとなるケースがでてきます。施設によってはリハビリの時間がすくなかったり、集団リハビリやレクリエーション的な作業が多っかたりするので、リハビリ・介護施設の見極めが重要です。

障害認定の申請

発症から6か月以上経過すると障害認定が受けられる。この障害認定を受けると、様々な助成制度を受けられます。

まとめ、発症からの経過期間ごとにやること

  • 急性期: 2週間~1か月⇒手足をよく動かす、急性期病院から回復期病院への転院をスムーズにするための情報収集
  • 回復期 :3~6か月間⇒積極的なリハビリ、病院か老健か自宅かの選択肢
  • 維持期 :6か月以降⇒痛み・痙縮の管理コントロール、ボトックス注射とマッサージを併用し生活の質の向上

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