訪問(在宅・出張)リハビリマッサージ・はりきゅう治療院『藤和マッサージ』

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失敗しない訪問マッサージのつなげ方【ケアマネージャーさん向け】

訪問マッサージを紹介したのにうまくいかなった!(泣)を避けるポイント

こんな人がこの記事を書いています。

はじめして、こんにちは!藤和マッサージの須藤と申します。私は、東京・神奈川で訪問マッサージの事業を営んでおります。15年以上この訪問マッサージに携わり、たくさんのケアマネージャーさんよりご利用者さんをご紹介いただき、お付き合いをさせていただいてきました。あくまでもその経験を踏まて、ケアマネージャーさん向け、失敗しない訪問マッサージのつなぎ方、紹介の仕方をお伝えします。

こんな方向けに書いています

  • 初めてご利用者に訪問マッサージをつなぐケアマネージャーさん
  • 訪問マッサージ利用前の注意点・チェック項目を知りたいアマネージャーさん
  • どの訪問マッサージ業者を選んだらいいか悩んでいるケアマネージャーさん
  • 全く訪問マッサージを知らいないので、知っておきたいケアマネージャーさん

すべて、居宅のご利用者さんを想定した記事です。

記事の目的⇒『利用してよかった』と思えってもらえるように!

この記事では、初めて訪問マッサージををつなぐ際、利用者に訪問マッサージを紹介するケアマネージャーさん向けに、訪問マッサージの基礎知識や特にケアマネージャーが知っておきたい情報をお伝えします。この記事を読んでいただくことで、ご利用者さんも、訪問マッサージ業者も、ケアマネージャさんも『あ~利用してよかった』と思えるような人が増えると幸いです。

正しく適切に使えば凄い喜ばれるサービス!

正しく、制度や仕組みを理解すれば、凄い喜ばれるサービスです!ただし、使い方を誤るとご利用者さん、かかりつけの医師と関係が悪くなってしまう可能性がありますので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

  1. うまくいかない最大のポイント!『同意書が取得できない』の対応策
  2. ケアマネが知っておくべき訪問マッサージの基礎知識
  3. 初めて依頼する訪問マッサージ事業所に聞いておくこと

1.うまくいかない最大のポイント!『同意書が取得できない』の対応策

YouTube動画の続き↓

続きその②⇒失敗しない訪問マッサージのつなげ方【ケアマネージャーさん向け】②ケアマネが知っておきたい最低限の訪問マッサージの基礎知識(2020年9月26日18時より閲覧可)

続きその③⇒失敗しない訪問マッサージのつなげ方【ケアマネージャーさん向け】③初めて依頼する訪問マッサージ事業所に確認聞いておくこと(2020年10月3日18時より閲覧可)

本当の訪問マッサージの対象者を知ることが重要ポイント!

対象者でない微妙な患者さんの場に、医師に同意書を依頼すると断れる可能性があります。訪問マッサージの対象者をしかっり理解することで、ミスマッチを防げます。

なぜ対象者を知ることが重要なのか?⇒ミスマッチを防ぐ!

  • 対象でない患者さんの同意依頼を断る医師も嫌な思いをする
  • かかりつけ医から断られる患者さんも嫌な思いをする
  • 紹介したのに、ご利用者さん・医師が嫌な思いをして、ケアマネージャーも嫌な思いをする

対象となる利用者さんのみをつなぐことで、ミスマッチを未然に防ぐために、どういった方が訪問マッサージの対象となるか、事前にきちんと把握しておくことが重要です

対象者は・・・①筋麻痺・筋萎縮又は②関節拘縮がある方で、自立通院が困難な方

対象者①筋麻痺・筋萎縮

筋麻痺・筋委縮となる疾患の一例

  • 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の後遺症
  • パーキンソン病、ALSなどの神経難病
  • 寝たきり・廃用症候群・認知症
  • 脊髄損傷
  • 脳性麻痺
  • その他の疾患
対象者②関節拘縮

関節拘縮となる疾患の一例

  • 寝たきり・廃用症候群・認知症
  • 重度の変形性膝関節症
  • 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の後遺症
  • パーキンソン病、ALSなどの神経難病
  • 脊髄損傷
  • 脳性麻痺
  • その他の疾患

対象かどうかの2つのポイント!

  1. 筋麻痺・筋萎縮・関節拘縮がある
  2. 自立通院が困難(身体的・社会的な観点から現実的にマッサージ治療院に通えない)

問題になるのが、筋麻痺・筋萎縮・関節拘縮が微妙なケースです

微妙なケースでは、かかりつけの医師の判断によります。微妙なケースは、かかりつけの医師に事前に確認ベースで聞いてみることがおすすめです。(必須です)

うまくいかない最大のポイント!同意書が取得できない医師に同意書を書いて貰えない。これがうまくいかない最大ポイントになります。

同意書を医師に書いてもらえない理由

  1. そもそも訪問マッサージの対象となる症状・状態ではない
  2. 自力での通院が可能
  3. 訪問マッサージの対象となる症状・状態の程度が微妙
  4. 直近診察から長期間経過、定期的な受診をしていない、かかりつけ医がいない
  5. マッサージが適応ではないとの判断(責任が持てない、有用性・効果・科学的根拠が不明との理由もあり)

同意書がもらえないケースの事前対応策

対応策①そもそも訪問マッサージの対象となる症状・状態ではない

  • ご利用者さんからの訪問マッサージ利用希望の段階で、『訪問マッサージの対象』をご説明し、保険適応の対象とならない旨を伝える。
  • ご利用者さんの悩み・目的に沿う別の代替えサービスを提案する
  • 自費での訪問マッサージのご利用を提案する

対応策②自力での通院が可能

  • ご利用者さんからの訪問マッサージ利用希望の段階で、『自力通院が困難な方が対象』とご説明し、保険適応の対象とならない旨を伝える。
  • ご利用者さんの悩み・目的に沿う別の代替サービスを提案する
  • 自費での訪問マッサージのご利用を提案する

対応策③訪問マッサージの対象となる症状・状態の程度が微妙なケース

  • はっきりと筋麻痺・筋萎縮・関節拘縮があるわけではないケース
  • ご利用者さんからの訪問マッサージ利用希望の段階で、『症状や状態の程度により、医師の同意が得られない可能性もある』とご説明する
  • 同意依頼をする前段階として、かかりつけ医に『訪問マッサージを受けるのはどうでしょうか』と事前に相談ベースで聞くことをすすめる。
  • かかりつけ医への事前相談はご利用者さん・ご家族が行った方がよい。
  • かかりつけ医への事前相談は、ケアマネージャーさんが該当クリニック・かかりつけ医と関係性があるのであれば、ケアマネージャーさんが行っても良い場合もあり。

対応策④直近診察から長期間経過、定期的な受診をしていない、かかりつけ医がいない

  • どのくらいの頻度で通院すべきかご本人・家族・医師と相談する
  • かかりつけ医を持つように促す
  • マッサージ同意書の最長期限は6か月なので、一番長い間隔で6か月に1度受診が必要

対応策⑤訪問マッサージが適応ではないとの判断

  • 事前に『同意書は最終的には医師の先生の判断による』とご利用者さんにお伝えしておく。
  • 責任が持てない、マッサージの有用性・効果が分からない、科学的根拠が不明など『医師の先生でも、マッサージに対して色々な考え方の先生がいる』とお伝えしておく。
  • 初めての依頼の場合は、かかりつけ医に『訪問マッサージを受けるのはどうでしょうか』と事前に相談ベースで聞くことをすすめる。

初めての同意書依頼は、患者様側から医師へ事前相談をすすめる!

同意依頼をする前段階として、かかりつけ医に『訪問マッサージを受けるのはどうでしょうか』と事前に相談ベースで聞くことをできる限り促しましょう。※かかりつけ医への事前相談はご利用者さん・ご家族が行った方がよいです。

注意

すべて居宅のご利用者さんを想定した記事です。施設入居者の場合異はなりますので、ご注意ください。

2.ケアマネが知っておきたい訪問マッサージの基礎知識

同意書の取得がうまくいけば、あとは最低限の基礎知識と、良い訪問マッサージ事業者(個人運営の施術者さんも)を選ぶことができれば大丈夫です!

訪問マッサージの費用

  • 医療保険を使います
  • 同意書の記入内容(施術の種類・部位数)と負担割合により決定
  • 1割負担の方の目安:330円~620円

医療費助成

  • 都道府県・市町村の重度障害者医療費助成制度(マル障)が使えます。
  • 特定医療費(指定難病)受給者証は使えません。

詳細は、都道府県・市町村ごとに異なりますので、各院ごとのページをご参照ください。

マッサージ助成券(市町村ごと)

  • 市町村独自のマッサージ助成券を発行している場合があります。
  • 保険適用分とは異なり、自費施術での扱いになります。

詳細は、都道府県・市町村ごとに異なりますので、各院ごとのページをご参照ください。

訪問マッサージと介護保険に関連するQ&A

老人ホーム等への訪問はできますか?

はい、訪問可能です

訪問マッサージ可能な施設
  • 特養(介護老人福祉施設)
  • 有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)
  • 養護老人ホーム(特定施設入居者生活介護)
  • 軽費老人ホーム(特定施設入居者生活介護)
  • 認知症高齢者グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
  • 小規模多機能型居宅介護施設
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 障害者施設・障害者グループホーム
訪問マッサージ不可な施設
  • 老健(介護老人保健施設)
  • 介護療養型医療施設
  • 入院先医療機関

ショートステイ先への訪問はできますか?

はい、ショートステイ先の施設の許可があればOK可能です。

小規模多機能型居宅介護施設への訪問はできますか?

はい、OK可能です。通所としてではなく、生活の場として宿泊利用されているのであれば可能です。

デイサービス先への訪問はできますか?

デイサービス先への訪問はできません。NGです。訪問マッサージは生活の場へ訪問することが原則となっております。

訪問介護利用している同じ時間中に訪問マッサージを利用してもいいですか?

介護保険での訪問介護を利用してる時間帯に、医療保険を使った訪問マッサージを同時に受けることはできません。NGですので、どちらかの利用時間をずらしてください。したがって、ケアプランの中に、訪問マッサージ利用につていも組み込んで記載いただくことを推奨します。

訪問リハビリと訪問マッサージどちらを選べばいいですか!?

詳しく解説した記事がありますので参考にしてください⇒【保存版】訪問リハビリと訪問マッサージどちらを選べばいいですか!?

3.初めて依頼する訪問マッサージ事業所に確認しておいた方が良い事

訪問マッサージ事業者(個人運営の施術者さん)選びのポイントにもなります。だいたい同じようなところが多いですが、微妙に運営の仕方が異なりますので、確認しておくと良いポイントです。

初めて依頼する訪問マッサージ事業所に確認しておいた方が良い事

施術時間

だいたい、20~30分程度が一般的です。施術時間については厚労省の規定は無いので、微妙に事業者ごとで異なりますので、確認しておいた方が良い項目です。

継続同意書の依頼方法

同意書の更新の際に、患者さん側で依頼するのか、それとも事業所側で代理してもらえるのか。
ご本人・ご家族の負担を考えると、代理依頼できるのであればベター。

支払い方法

現金支払いか引落支払いかどちらか。
ご利用者さんにとって、最適な支払い方法があるか

マル障の場合の請求方法

マル障(医療費助成)の請求が委任払いか償還払いなのか。
委任払い:事業所が保険者へ請求
償還払い:患者が事業所へ一旦支払い、その後保険者から患者へ還付される

駐車場がない場合

どちらかになりますが、基本事業所側で、駐車許可証を取得しています

  • 事業所側で駐車許可証を取得(費用負担発生しない)
  • 患者負担でコインパーキング代金がかかる

報告書送付の有無

ほんとどの事業所は毎月送付します。中には毎月ではないところもあります。

担当者会議への参加協力の度合い

  • ほとんどの事業者は、積極的に参加しています。
  • 参加できない場合は予め書面で状態や意見を提出している。

在籍している施術者のおおよそ人数・男女比

  • 顔が見える関係性があったほうが、何かあった時に絶対有利です。
  • 施術者のおおよそ人数・男女比を聞いておいた方が良いです。

もし、どこの事業所にお願いしようか迷った際に、上記を参考にしてもらえると良いです。

まとめ

おさらいで、抑えておくべきポイントは下記の3つです!!!

  1. 『同意書が取得できない』の対応策⇒初めての同意書依頼は、患者様側から医師へ事前相談をすすめる!
  2. ケアマネが知っておくべき訪問マッサージの基礎知識を知っておく
  3. 初めて依頼する訪問マッサージ事業所に聞いておくことで良い業者(個人)を選ぶ

ご質問等があれば、ぜひ問い合わせフォームから!

最後に、ぜひ難病や障害をお持ちの方には良いサービスですので、きちんと正しい理解をしていただき、必要な方に必要なサービスをが届くようこれからも様々な活動や発信をおこなっていきます。何かご不明な点等ございましたら、ぜひ問い合わせフォームからご連絡下さい!お待ちしております。

 

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