訪問マッサージ・リハビリ・はりきゅう治療『藤和マッサージ』

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訪問マッサージ基本施術マニュアル(仰向け)|訪問施術者研修

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『お風呂の湯船に入る際に足が挙がらず引っ掛かり転びそうです。どんなエクササイが良いですか?』

患者様から質問をいただきました

『お風呂の湯船に入る際に足が挙がらず引っ掛かり転びそうです。どんなエクササイが良いですか?』

回答

ご質問ありがとうございます。お風呂に入る際に足が挙がりにくくなる方はとても多いと思います。早速回答させていただきます。
 

脚を上げる筋力は腸腰筋

脚を上げる筋肉は腸腰筋です。ここの筋肉が弱くなると足があがりにくくなりますので、この腸腰筋を鍛える必要があります。

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『脳梗塞後の寝たきり事例』の訪問マッサージ目標設定事例

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家庭でできる腰痛改善対策その①パートナーマッサージ7日間レッスン

腰痛で悩んでいる方のご家族がやってあげられるパートナーマッサージ方法をご紹介します。

7日間レッスン|家族がやってあげられる腰痛ケア改善パートナーマッサージ

目次

  • 【1日目】ハムストリングを両手で押圧
  • 【2日目】大殿筋・中殿筋を横向きで押圧
  • 【3日目】脊柱起立筋のマッサージ(うつ伏せ)
  • 【4日目】ふくはらぎ・足裏を押圧
  • 【5日目】広背筋の押圧
  • 【6日目】腰方形筋への押圧
  • 【7日目】腰痛改善重要ポイント|腰の要(ちょうつがい)を押圧

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円背・亀背について 

医療・介護の現場にいると背中が丸くなっている人よく見かけます。訪問マッサージの患者様にもとても多いです。高齢者に多い姿勢ですが、医学的には「円背(エンパイ)」や「亀背(キハイ)」
と呼ばれます。では、背中が丸くなってしまうと、どんな身体的な影響が出るのでしょうか?

こんな影響がでます

・歩行機能の低下

腰が曲がる事で、足が上がりにくくなったり、つまづきやすくなったり、歩行速度が落ちてきます。

転倒のリスクが高まります

バランスを崩した際の適応運動が低下し、転倒しやすくなります。

その他には………

・腰背部への痛み
・疲れやすい
・老けて見える
など、身体的な影響が出てしまいます。

円背の方に『もっと足を上げましょう』などと促しても なかなか難しいのです。

円背の原因

円背の原因として、「二分脊椎」や「先天性脊柱後湾症」など生まれつき脊椎の変形がある場合や、「化膿性脊椎炎、脊椎カリエス、脊髄髄膜瘤、強直性脊椎炎、骨軟骨異形成症、 骨形成不全症、軟骨無形成症、腫瘍」など、病気が原因で起こる場合も あります。しかしほとんどの高齢者の場合は上に挙げた理由で円背になっているわけではないようです。

☆圧迫骨折、☆骨の摩耗・変形☆筋力低下による姿勢不良が大多数です。

圧迫骨折

骨粗鬆症などで圧迫骨折を受傷する事で『円背』の症状が出てきます。一見均等に潰れているようですが、圧迫骨折では背骨がお腹側に潰れて変形するものです。何度も繰り返すと変形が進んでしまいます。

骨の摩耗・変形

長年体重を支えてきたことで背骨がすり減ったり、少しずつ変形することで円背になります。これも大きな原因は加齢によるものですが「加齢が一要因ですが、絶対になってしまう訳ではありません。」

筋力低下による姿勢不良

骨格の周りを筋肉や腱、靭帯で固めて、バランスを保つことで姿勢は保持されています。重要なのは筋肉で、筋力が低下するとからだのバランスが維持できなくなり、姿勢が崩れていく事が原因となります。

どうすればよい?改善できる?

改善方法は、『円背』の原因によってアプローチの仕方が変わってきます。前回お伝えした原因の中で『圧迫骨折』や『骨の摩耗や強い変形』については、正直・・・・手術治療などの治療となります。但し、『筋力低下等による姿勢不良』からくるものは、筋力トレーニング・ストレッチやバランスを整える事で改善される事があります。

では、改善するかどうかの確認をしてみましょう。

まず医師からの診断・既往症で、① 脊椎に変形や骨折が無いか。②骨粗鬆症による椎体の圧壊・変形がないか。を確認しましょう。

≪円背が運動で改善が見込めるか見分ける方法≫⇒仰向けに寝転がっていただいて・・・、

運動で改善が見込める場合

寝転んで背中が真っ直ぐ伸びる場合は、立位を取った時に体が重力により潰れて見かけだけ円背になっている可能性が高いです。

運動で改善が困難な場合

寝転がった時に背中が浮いてしまう場合は、骨などに異常がある場合が多いです。脊椎に変形があって円背になっている方は、立っていても寝転んでも背中が曲がったままになってしまいます

おすすめ運動

高齢者の円背の方に共通しているのが、首周り肩周りの動きの乏しさです。円背による腰痛がある場合が多いので、腰周りの筋肉をほぐすようリハビリも必要ですが、円背を更に進めないようにするためにも、過度に前にでている両肩を開いていただくように、まずは肩周り・首周りの筋肉の緊張を取り除き、その後肩を動かすような運動をするのが良いと思います。


円背・亀背を進行させないストレッチ・エクササイズ動画解説

  1. 00:00 円背・亀背について
  2. 00:51 円背・亀背の悪影響
  3. 01:33 原因
  4. 01:33 改善方法
  5. 03:09 円背・亀背改善エクササイズの注意点
  6. 03:22 円背・亀背の改善の可能性の見極め方
  7. 04:11 円背・亀背改善エクササイズ①肩を開くストレッチ
  8. 05:37 円背・亀背改善エクササイズ②首・背中を伸ばすストレッチ
  9. 06:11 円背・亀背改善エクササイズ③肩甲骨のエクササイズ
  10. 06:59 円背・亀背改善エクササイズ④タオル背中左右エクササイズ
  11. 07:50 円背・亀背改善エクササイズ⑤タオル背中斜めストレッチ
  12. 08:13 円背・亀背改善エクササイズ⑥タオル背中下手ストレッチ

①肩を開くストレッチ

1.まず、足を腰幅に開いて椅子に座ります。
2.手を後ろで組みます。
3.胸は上前、腕は斜め下に伸ばします。
これで、20秒キープします。

②首・背中を伸ばすストレッチ

1.しっかりと椅子に腰かけ、首を曲げ背中を丸め5秒キープします。
2.次に、首と背中を反らせ、5秒キープします。

③肩甲骨のエクササイズ


1.足を軽く開き、腕を伸ばして両手を頭上で合わせます。背筋を伸ばし、真っ直ぐ前方を見つめます。


2.手のひらを外側に向けながら、肘をゆっくりと曲げていきます。肩甲骨同士を寄せられる限界まで近づけて。5回繰り返しましょう。
※スローな動きを意識することで、肩甲骨の柔軟性がUP!

④タオル背中左右エクササイズ

タオルを背中側で持って、左右に大きく動かします。

⑤タオル背中斜めストレッチ

タオルを背中側で、斜めに持って伸ばします。

⑥タオル背中下手ストレッチ

タオルを背中側で下からもち左右に引っ張り伸ばします

普段の生活で気を付ける事

カルシウム摂取を心掛けて、ビタミンDとマグネシウムを一緒に撮れるとさらに効果的!普段の食事から取り入れていけると良いですね。

介護現場での注意点

円背の患者様は身体に力が入る時はしっかり動作のサポートをして背中に負担が行かないよう注意。

視界がどうしても下方に行きやすくなるので上部への注意がおろそかになりがちです。歩行の際は上部への注意を払う必要があります。

姿勢の改善として無理に背中を伸ばさせたり、可動域を超えた動作は痛みがでてきやす為無理をは禁物です。

(※各運動共、無理のないよう行ってください!)

関節拘縮~知っておくとためになる訪問マッサージの豆知識~

ここでは、訪問マッサージの対象症状となる関節拘縮について、関節拘縮の予防方法や治療方法をご案内します。

拘縮の予防法

  1. 浮腫の予防
  2. 良肢位の保持
  3. 関節可動域訓練

拘縮の治療方法

1、物理療法(温熱療法)

2、リラクゼーションとストレッチ

3、結合組織伸張訓練

関節包や靭帯等の結合組織の伸張には20〜30分間の持続的伸張が望ましい。これは、長時間にわたり弱い伸張力を加えたほうが、伸張力を除いた後でもその効果が持続(翌日の ROM の戻りが少ない)するという結合組織の性質があるからです。

4、運動療法

(1)ホールド・リラックス(hold relax)

2~3秒の最大等尺性収縮(ホールド:患者は関節を動かそうと力を入れてもらい、それに対して術者は抵抗をかけてホールド・静止させる)の直後に力を抜かせ,リラクゼーションを得る方法。緊張の低下により関節可動域の増大を得る事ができます。

(2)関節可動域訓練

自動的関節可動域訓練と他動的関節可動域訓練があり、状態によって使い分けます

拘縮と強直の違いとは・・・

拘縮とは・・・関節包外の筋肉・靱帯・神経・血管・皮下組織・皮膚等の組織の変化に起因する関節可動域制限

強直とは・・・関節包内の関節軟骨・骨・関節内靱帯等の組織に起因する関節可動域制限

関節が癒着している強直に関しては、関節可動域訓練はほとんど効果がないので、状態によって治療方法が異なります。

【参考文献】
1)田島達也: 拘縮の概略. 臨床リハ, 5(2), p135-138, 1996
2)武富由雄: 関節可動域制限. 石川 斎ほか(編集): 図解理学療法技術ガイド,
第1版, 文光堂, p54-67, 1997

寝たきり患者様の 便秘を改善するための『お腹八六マッサージ』

往診患者さんの6~7割は何らかの便秘薬を処方されている

わたしたち訪問マッサージ師が普段訪問している患者さんでも多くの方が便秘傾向にあり、そういった患者さんにはお腹のマッサージを取り入れいています。ある在宅クリニックの先生の情報では患者さんの6割から7割はなんらかの便秘薬を処方されているそうです。特に寝たきりの患者さんなどでは運動量が減るので、便秘になりやすい傾向があります。

『お腹八六マッサージ』方法

まずは、準備段階として、お腹の中央・左側・右側・上側・下側を圧迫します。

お腹を時計に見立てて、お腹の右下腹部から左下腹部、8時から6時の方向に円を描くようにマッサージします。

お腹マッサージ~重要ポイント~

お腹に手を密着させる これが一番重要です。体の表面はお腹であっても平らになっていることはありません。マッサージする手のひらをお腹にぴったりと当てて行えるかどうかが最重要項目です。

腹式呼吸を併用すればより効果的!!

腹式呼吸の要領で大きく息を吸ってお腹を大きく膨らませてもらい、その後息を吐いてお腹を凹ませてもらう事、これを繰り返すと腸の働きがより活発になりGOODです。

高齢者のエクササイズ時の注意点は何ですか?

高齢者のエクササイズ・運動時の注意点

高齢者の運動は、全身の健康の維持増進、認知症の予防などに大きな効果があるものです。反面、事故による負傷や骨折、無理な運動による脳卒中などのリスクもあります。このようなリスクを避けるため、高齢者の運動で家族が注意するべきポイントです。

  • 運動前の注意点
  • 運動中・運動後の注意点

運動前の注意点

血圧異常の有無

血圧には「絶対除外基準」という数値があります。最低血圧110mmHg以下、最高血圧180mmHg以上というものです。この基準に該当するときに運動すると命に関わるため、 運動をしてはいけません。これは高齢者だけでなく若年者でも同じです。低血圧、あるいは高血圧の状態で運動を行うと、脳卒中や心臓病、動脈硬化などを引き起こす可能性があります。「高血圧の薬を飲んでいれば血圧は上がらない」と思って運動してしまう高齢者もいますが、これも危険なので止めるようにしてください。

熱・下痢などの症状の有無

微熱や下痢など、何かしらの体調不良があるときも、やはり運動は避けた方が良いでしょう。通常このようなときに運動をしたがる高齢者は少ないでしょう。しかし、たとえば地域のイベントの当日など、軽い体調不良があっても出場してしまう可能性はあります。このようなときでも「体調不良があれば運動はさせない」のように、周囲が意識しておいた方が良いでしょう。

体の不快感の有無

 何かしら体に不快感があると高齢者が訴えるときには運動を中止させるべきです。たとえば「何となくだるい」「気乗りがしない」「昨日の疲れが残っている」などのケースがあります。高齢者がうまく言葉で表現できないだけで、これらは重篤な体調不良のサインである可能性があるためです。

運動中・運動後の注意点

運動前の体調は万全でも、運動を始めてから体調が崩れる ことはしばしばあります。今月は、高齢者が運動をしている最中、また運動後に注意すべきポイント。

水分補給

高齢者は若年者より水分を失いやすいものです。そのため、水分補給を小まめにする必要があります。特に熱中症予防には水分だけでなく塩分の摂取も必要です。スポーツドリンクや 熱中症予防用の飴玉などもうまく活用するとよいと思われます。※高齢者の場合は、体への負担が少ない15度~20度くらいのぬるま湯での水分補給をお勧めします。

正しい姿勢の維持

間違った姿勢で運動をしていると、体の特定の部位に大きな負担がかかってしまいます。 たとえば自転車のサドルが低すぎるときは、窮屈な姿勢でこぐことになり、膝を痛めやすい ものです。こんなトラブルが起きないよう、正しい姿勢で運動しているかチェックしましょう。

クールダウン

特に激しい運動を終えた後は、必ずクールダウンをする必要があります。適切なクールダウンによって運動後に筋肉疲労が残りにくくなり、翌日以降も運動を続けやすくなるためです。特に高齢者の場合、クールダウンのストレッチ自体も貴重な運動になるため、積極的に行いましょう。

休むこともトレーニング

必要な休みを取らないと、心肺機能や筋力などの運動をつかさどる機能が正しく働かなくなります。これにより、効率の悪い運動になってしまうばかりか、心臓に余計な負担をかけてしまいます。

訪問マッサージ(訪問鍼灸)は生活保護受給者でも利用できますか?

はい、生活保護受給の方も、訪問マッサージ(訪問鍼灸)を受ける事が出来ます。

生活保護を受けておられる方も以下の手続きを行うことで、医療扶助というかたちで鍼灸(はり・きゅう)・マッサージ施術を受けることができます。

【 訪問マッサージまでの大まかな流れ】

① 『給付要否意見書』の発給

市役所など自治体へ行き、担当ケースワーカーさんに鍼灸・マッサージ施術を受けたい旨を相談して「給付要否意見書」を交付してもらいます。
※「給付要否意見書」とは身体の状態が医療扶助を行う必要があるか否かを判断する資料として、交付される用紙です。

② 『給付要否意見書』への同意

主治医(かかりつけ医)から「給付要否意見書」に同意の署名もらいます。

③ 『給付要否意見書』の提出

主治医署名後の「給付要否意見書」を市役所に提出します。

④ 施術の開始

市役所は提出された「給付要否意見書」に基づいて、被保護者の状況を確認したうえで、嘱託医の審査を経て医療扶助の決定を行い、施術が開始となります。

その他

  • 手続きは、当院で行うことができます。お気軽にご相談ください。
  •  上記の手続きは一般的な流れであり、一部市町村では相違がある場合があります。